「廻光 いわきからの贈り物」
Guggenheim  
廃船組み立てに不安
なんとかなりそう
廃船組み立ては
 ほとんど完成だが・・
蔡さんの個展タイトル
 I want to belive
嬉しかったこと沢山!
カナダ国立美術館
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 完成した作品「廻光-いわきからの贈り物」     Photo Kanno Yoshio
0 今年2008年は、北京オリンピックの年。そのオリンピックの開会式、閉会式の責任者として現在活躍中の蔡國強氏が、ニューヨークのグッケンハイム美術館を全館使っての個展「I want to belive」 を開催することになりました。

私達いわき市民有志が数年前、蔡國強氏の要望でプレゼントした廃船が、美術館最上階の展示場に「廻光?いわきからの贈り物」という作品になり展示されることが決定しました。

214日から223日迄、この贈り物に関わってきた7名と一緒に、廃船組立ての責任者として、グッケンハイム美術館から 招待を受けニューヨークに行ってきました。

無事作品も仕上がり、528日まで、「Reflection-Gift from Iwaki」として展示されます。最新情報によると、ニューヨークグッケンハイム美術館での個展で従来 の入場者数の記録(ピカソの個展)を上回るのではという程の賑わいです。私達が組み立ての作業中も美術館は仮オープンされ、12000人以上の入場者がありました。

十数年前、ほとんど無名だった蔡國強氏を支援したいわきの人々に対しての感謝の気持ちが、今回の彼の作品を通じて感じられ、いわき市民の一人として、また彼の友人として本当に嬉しく感じました。今回の個展のタイトルのように国や民族を超えて今後も彼との友情を「私は信じたい」と思える有意義な時間を過ごすことができました。

               東北機工株式会社
                   代表取締役 志賀忠重