「いわきからの贈り物」組み立て日記・・・・・・・・・志賀忠重
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■2009・11・16(月)・・・作業3日目  「朝礼で理解しあう!作業もスムーズに・・・」


 朝食を食べにホテル1階のレストランへ集まる。武美君が私に話しかけてくる。今日は名和君が朝礼の進行役をして、菅野さんが朝の体操をやりたいと二人からの提案があったという。
 私も今日は、台湾の作業者に船の生い立ちを話したいと考えていたので、その案に賛成し、加えて藤田君が蔡さんとの出会いや廃船をギフトとして贈った事を朝礼時に話すことを話して決定する。

朝礼の司会をする名和さん(中央)
 美術館に到着し皆に集合してもらう、名和君の司会で朝礼が始まる。まず藤田くんが、蔡さんがいわきに来た頃の話や廃船を蔡さんに贈ったいきさつを説明する。すぐに通訳の・(セン)さんはが台湾語で訳す。みんな興味深そうに聞いてくれている。
 今まで知らずに何も知らずにしていた作業にいくらかの興味を持ってくれたようだ。

 次は菅野さんのストレッチ体操。彼は以前警察官たったこともあり、よく覚えているしリードするのが上手だ。全員彼の真似をするが、なかなか体が思うように動かない。でも誰もが楽しそうだ。私もこれは筋が伸びて体にいいなと実感する。

  ・(セン)さんに聞くと、台湾ではあまりやられていないということで、初めての体験のようだ。でも彼らもニコニコしてやっている。こうして少しずつだが、お互いの習慣の違いや、やり方の違いを理解し合えることと作業の進み具合が正比例していくのを感じ初めていた。
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